ヘアケアで耳にする機会も多い「スカルプ」という言葉…一体何のことか知っていますか?

美への意識が高い人、ヘアケアに詳しい人にとっては常識ですが、もしも間違ったケアを続けていると、頭皮環境が悪化してしまうこともあります。髪を美しい状態に保つためにも、しっかりとチェックしましょう。

スカルプケアって何のこと?

スカルプケアって何のこと?

「スカルプ」とは、簡単に言うなら「人の頭皮」のことです。スカルプケア(頭皮ケア)は頭皮環境を整えるためのお手入れのことで、フケ・かゆみ・臭い・抜け毛などの改善に役立ちます。

そもそも、頭皮は体の中で最も皮脂や汗が分泌されるパーツです。ベトベトして汚れやすく、整髪料やシャンプーなども毛穴に詰まりやすいため、不衛生な状態でトラブルを引き起こすことも多いです。このような理由から、髪のトラブルを改善する対処法として、スカルプケアが着目されています。

スカルプケアはヘアケアの基礎でもあり、じっくりと時間をかけてケアすることで、頭皮環境が改善され、すこやかな状態を維持できるようになります。抜け毛や薄毛に悩む男女で取り組む人も増えていますが、スカルプケアをコツコツ続けて改善を目指しましょう。

ついやってしまう頭皮によくない習慣

ついやってしまう頭皮によくない習慣

私たちが普段何気なくやっていることが、実は頭皮を傷めているケースも多いです。

抜け毛が怖くて髪を洗わない

薄毛で髪の毛が抜けてしまうことを恐れて、髪を洗う回数を減らす人もいます。気持ちは分かりますが、洗髪のときに抜ける髪は、頭皮に残っているだけの状態のもので、既に毛根の命は尽きています。髪をきちんと洗って汚れを落としてセルフマッサージをすることで、生きている髪を守りましょう。

洗髪に時間はかけない

洗髪を面倒に感じて、シャンプーやせっけん、塩シャンプーは髪にサッと塗り付けてざっくり流すだけ…という人もいますが、要注意です。髪の汚れはもちろん洗髪剤すら落ちていないため、頭皮に皮脂や雑菌が発生しやすい状況です。髪を洗う際に大切なのは、充分なブラッシングとすすぎです。洗った気分で頭皮を傷めつけている、ということがないようにしましょう。

ドライヤーを使わない

ドライヤーの熱で髪が傷むのが嫌で、ドライヤーの使用を避ける人もいますが、それは大きな間違いです。濡れた髪はキューティクルが開いていて、とても傷みやすい状態です。また、濡れた地肌は雑菌が繁殖しやすく、頭皮トラブルの原因にもなるため、髪と頭皮の両方の健康を考えて、洗髪後はしっかりとタオルドライを行い、ドライヤーで乾かすようにしましょう。

薄毛が気になる・ヘアケアを見直したいときは、スカルプケアをすることで頭皮環境が整い、健康な髪も育ちやすくなります。髪のパサツキや抜け毛、ボリュームダウンが気になり始めたら、スカルプケアを取り入れましょう。また、自宅でできる手軽なお手入れとして、試していただきたいのが塩シャンプーです。CareSaltの通販で販売している塩シャンプー「ケアソルト」は、天然塩の溶けやすさ・成分配合のバランス・使い心地を考えてブレンドした商品です。髪と頭皮をすこやかな状態に維持したいとき、塩シャンプーをお試しください。