塩シャンドットコム代表・渡辺新が塩シャンプーに出会うまで
詳しくは初の著書『塩シャンプーで髪が増えた!』にも書きました通り、私は早くも高校生のころから薄毛の兆候に悩まされてきました。
20歳を過ぎると明らかに額は後退を始めます。友人たちには本当に心ないあだ名をつけられたり、私自身は逆にそれに開きなおって、変に強がったり……我が髪とは、大変な想いで長年の友人として付き合ってきたものでした。
当然、髪の後退をこれ以上進めるわけにはいきません。20歳の頃から、あらゆる発毛法、育毛法、増毛法を、知った先から全て試すという生活が始まってしまいました。
もちろん、効果があるものもありました。ミノキシジルはかなり効果があったと思いますし、プロペシアも意味があったと思います。
しかし、なぜか薬品系は効果が長続きしない気がしました。身体が慣れてしまうのでしょうか?
さて最後の手段である薬品もダメとなると、これは根本的に考え直す必要があるのではないか……というか、結局カツラか……と思っていたところで、ひょんなことから出会ったのが“塩浴”です。
これは、古来から行われていた、天然の塩を用いた健康法です。
その頃の私は年齢のせいか、かなりの体調不良に見舞われていたので、髪とは関係なく、その塩浴を試してみました。
果たして、体調にも効果がありました。なんとなく、身体が徐々に軽く、キビキビとしてくるのです。お風呂上がりのサッパリ感が違います。
しかし、もっと驚いたことに、なぜか、私の髪が、少しずつ健康になってきた気がしたのです。髪が立つ、コシが出る、ハリが出るという感じです。
これはもしかしたら塩浴は髪にいいのではないか……?
私は、塩を用いたシャンプー方法の研究に入りました。塩を選びました。海塩、湖塩、岩塩、精製塩だってあります。塩の様々な成分を確認しました。
塩水の濃度を試しました。浸透圧、酵素による洗浄力……。科学者の友人の力も借りました。
その後、塩シャンプーを続けて3ヵ月くらい経ったころでしょうか?
職場の同僚たちが、友人たちが、親や家族が、皆「あれ?」という顔で私の頭頂部を見るようになったのです。
そして合わせ鏡で頭頂部を見た私は、驚きました。もちろん、手触りで、なんとなく髪が固くなった気がするな、元気な気がするな、と思っていたことは事実です。
しかしながら、本当に、文字通りに目を疑うとはこのことです。でも、生えています。
私は写真を撮ってもらい、その効果を確信しました。そうか、これが私の頭頂部か。
喜びはしみじみと訪れるものなんですね。声が上がるとか、そういうものではありません。
なんというんだろう、本当に、そうか、よかった、と、噛み締めるような気持ちです。
その後、私は塩の研究、髪や頭皮の研究にさらに没頭しました。ヘアスタイリストとして薄毛の問題に取り組む、松本一輝という同志もできました。ニアの小磯幸恵さん、科学者の北秀樹博士、コスメディレクターの高野和美さんといった協力者ができました。また、白金ビューティフルエイジングクリニックの院長・山口麻子先生には私の拙い研究内容を聞いていただくことができ、塩シャンプー書籍のご監修までいただいてしまうという幸運にも恵まれました。
そしてわれわれは、天然塩が身体の健康に力を持っていることを確信しました。
そして、塩と髪と身体の健康について考える“塩シャンドットコム”を旗揚げすることになったのです。
下記が、私の塩シャンプーによる髪の毛の変化です。自分でも、その効果は本当に驚かされるほどのものでした。ご確認をいただければ幸いです。
渡辺 新(1973年生まれ)
塩シャンドットコム代表の渡辺です。高校生の頃から広い額と髪の薄さに悩まされてきました。あらゆる増毛法を試した後に巡り合った塩浴から塩シャンに辿り着き、頭皮と髪の健康を取り戻しました。ぜひ皆さんにもこの爽快感を共有していただければと思います!
2015年2月
頭頂部はかなり抜け毛が進み、そろそろ諦めかけていた頃です。
2015年6月
周囲が「あれ?」と言い出しました。私自身も信じられませんでした。
2015年10月
頭頂部の「穴」が完全にふさがりました。塩シャン効果を確信!
2018年5月
今もこの通り、快調です。髪の毛自体も健康になった気がします。